メリット、デメリット,
給料について
近年、美容業界において注目される
働き方の1つに『フリーランス美容師』
というものがあります。
その注目度は益々上がる傾向にあり
今後さらにその人口は
増えることが予想されます。
今後『フリーランス美容師』
にチャレンジされる方の
ご参考になれば幸いです。
④
デメリット
フリーランスにおける
「デメリット」もメリット同様に
存在します。
こちらも順にみていきましょう。
教育環境がない
先述のメリットの項で挙げた
「人間関係」におけるストレスが
ない一方で、技術などの伝承に
携われないという側面があります。
先輩から教わることもなければ
へ教えるということもありません。
これは技術職である我々美容師にとっては
大きな問題ですが
今やこの「教育」という要素を
サロン以外のものが担うケースが
増えています。
YouTubeなどの
動画コンテンツで技術を学んだり
ビューティーラボ福井支援会などの
実践塾出来ている人から
美容技術、集客を
学ぶ『実践塾』
会員同士の交互支援、定例会
で情報交換ができるのです。
安定がない
こちらもメリットの項で挙げた
「完全歩合」のマイナスの側面ですが
売上がなければ当然収入もありません。
つまり、毎月得られる安定した
固定給がないのです。
これにより「不安」な
日々を送る可能性がありますし
社会的信用度にも
影響する場合があります。
もしものときのリスクが高い
前述のとおり売上がなければ
収入もないということは
病気や怪我、または不慮の事故など
「もしものとき」のリスクが非常に
高いということになります。
身体が健康で不自由なく
働けるうちは問題ありませんが
万が一思うように働けなくなった場合の
リスクは考えておかなければなりません。
そういった点で美容業以外での
副業を開拓
美容業との「ダブルワーク」が
必須なのかもしれません。
仕事とプライベートの境が曖昧
フリーランスの場合
「顧客管理」や「予約管理」などを
すべて自身で行う必要があるため
サロン勤務以外の時間においても
常にお客様とのやりとりが生じます。
そのため、デート中や遊びの
最中であっても常に意識を
切らずにいる必要があります。
オン/オフの切り替えの
ない働き方です。
確定申告が必須
会社員としてサロンに勤めているうちは
所得税や年金、健康保険などの
いずれかもしくはすべてを
会社が代わりに手続きをし
納めていますが
フリーランスとして自営業を
営む際には「確定申告」
により所得税と住民税を
そして年金や健康保険を
自ら納める必要があります。
会社に頼っていた事務的な作業を、
自身で行わなければなりません。
ビューティーラボ福井支援会 会長 小林道生